事業内容
大学研究者による事業提案制度
未来を担う子どもたちへの食品寄贈事業
東京都が都内の大学研究者から事業提案を募集、都の施策に反映させる事業提案制度に弊会理事·専修大学商学部渡辺達朗教授が立案した「未来を担う子どもたちへの食品寄贈事業」が採択され、令和4年度(2023年度)から3年間実施しています。SFAも本事業に参画しております。
本事業は東京都食品ロス削減パートナーシップ会議と連携し、進捗・成果を報告しています。
・第13回会議(令和5年2月3日)発表資料
・第14回会議(令和6年1月30日)発表資料
・第15回会議(令和7年2月7日)発表資料

令和4年度事業提案制度感謝状贈呈式 小池都知事と渡辺教授
【大学提案】専修大学
未来を担う子どもたちへの食品寄贈事業
日々の食事を満足に得ることの出来ない子どもたちがいる一方で、やむなく捨てられる食品がある現状から、未来を担う大切なこどもたちへの支援を基準にし、安心して寄贈できる支援組織同士のネットワークと仕組みづくりを行う。
未来を担う子どもたちのために、
食品寄贈との仕組みを構築
〈子どもたちに食が届く食品寄贈活動強化のための戦略方針〉
「食品寄贈の仕組みをつくる」


調査研究の考え方


仕組みの構築

食品寄贈に関するガイドラインの策定
食品企業にとって寄贈のボトルネックである食品寄贈に伴う食品安全のための基準を策定

安全・安心な食品寄贈を促進するための食品寄贈ルートの見える化
市区町ごとに基礎自治体、フードバンクなどの中間支援組織、子ども食堂などの食提供事業者が果たしている役割等や寄贈ルートを見える化

食品企業の食品寄贈に関する機運醸成
食品企業に食品寄贈を促すような、子ども食堂に通う子どもたちへの食育プログラムへの参加意向調査を兼ねたアクションリサーチの実施

自治体、子ども福祉関係者、消費者の理解促進
食育プログラムや対話の場を用いた相互理解とラストワンマイルを支える関係者との協力関係の構築
食品寄贈に関するガイドラインの策定・運用
-消費者庁等による「食品寄附等ガイドライン」の策定・運用の検討会に参画
食品業界の企業や、知見を持ったオブザーバーと検討会を実施し、ガイドラインを策定
·SFAにおいて、これまで会員企業·団体とともに検討してきた食品寄贈ガイドラインの原案に基づき、より広範囲の民間企業·団体、国の関係省庁、庁内の福祉·食品衛生等の部局と検討·協議し実施の道を探る
·東京都食品ロス削減パートナーシップ会議との連携体制を確立し、より具体的なレベルで内容と実施の方策について検討
- 令和4年度(2023年度)
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●SFA「食品寄贈ガイドライン検討会」の実施
第1回:食品寄贈に伴う免責、会計/税制について
第2回:レピュテーションリスク/物流について
第3回:ガイドライン原案のまとめ
【東京都大学提案事業】「食品寄贈ガイドライン」(第1版)公開について
SFA「食品寄贈ガイドライン」(第1版)をもとに、テスト運用開始 国の関係省庁の食品寄附等ガイドライン検討会議等に参画
·SFA策定による「食品寄贈ガイドライン」(第1版)を活用した食品寄贈のテスト運用開始、さらなる検討討議の継続
·国の関係省庁主催の食品寄附等ガイドライン策定に関する会議への参加
- 令和5年度(2024年度)
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●SFA「食品寄贈ガイドライン検討会」の継続実施
「食品寄贈ガイドライン」(第1版)のテスト運用開始·企業の食品寄贈サポート ·フードバンク活動支援
·食支援新規参入企業·団体への提供
●消費者庁「食品寄附等に関する官民協議会」への参加継続
●農林水産省「食品廃棄物等の発生抑制に向けた取組の情報連絡会」への参加継続
「食品寄附等ガイドライン有識者ワーキンググループ」への参加
食品寄贈の実証
SFA「食品寄贈ガイドライン」(第1版)をもとに食品寄贈の実証を促進するサポートを実施
- 令和5年度(2024年度)
- ●SFA「食品寄贈ガイドライン検討会」の実施
●基礎自治体·社会福祉協議会への食品寄贈体制構築サポート
地域フードバンク立ち上げ支援●企業の食品寄贈サポート
·食品寄贈サポート
·フードドライブ実施サポート
【東京都大学提案事業】品川区内の子ども食堂へ安心安全に良心をお届けするフードドライブの実施を支援しました。
食品寄贈の機運醸成・食育プログラムの実施
企業の食品寄贈の契機創出×こどもたちの「食」×「職」の体験機会創出を実現する食育プログラムの実施
企業の食品寄贈の第1歩となるきっかけづくりならびに地域の子ども·福祉支援をしている団体との関係性構築のため、子ども支援·福祉団体に通う子どもたちに向け、健やかな成長に必要な“食”や“職を 通じた体験”“地域との関係性”を届ける「こどもスマイリング·プロジェクト職業体験型食育プログラム」の 提供を促進しています。